2社間ファクタリングにはメリットが一杯!でも利用前に知っておくべきデメリットもある!
2社間ファクタリングというのは、ファクタリング事業者と依頼者の2社間契約で利用できるファクタリングのことです。
そのため、その契約にあたって売掛先が直接関与することはありません。
その点が最大の魅力とも言える2社間ファクタリングですが、利用にあたっては知っておくべきデメリットがあるのも事実です。
そこでここでは、2社間ファクタリングのメリット・デメリットを紹介します。
2社間ファクタリングとは?どんなメリットがある?
2社間のファクタリングは、依頼者と事業者間の契約です。
そのため、売掛先にファクタリングの利用を知られることがありません。
ファクタリングの利用を知られてしまうと、資金繰りが悪いのではないか。
そのようなネガティブなイメージを持たれている可能性が高いです。
そのような取引先との関係に一切影響をおよぼすことなく利用できる点が2社間ファクタリングの何よりの魅力です。
また、契約にあたって必要なのは2社間の合意だけです。
最短であれば即日、遅くても数日後には現金を手に入れられるスピード間も2社間ファクタリングならではのメリットです。
とにかく早く現金が必要。
そのようなときに非常に心強いサービスと言えます。
2社間ファクタリングのここに注意!
魅力的に思える2社間ファクタリングには、デメリットも存在します。
最大のデメリットは、手数料の高さです。
売掛先の承諾を得て行う3社間ファクタリングよりその手数料は圧倒的に高くなっています。
具体的な数字としては、3社間であれば1から5%で済ませられる一方で、2社間ファクタリングでは10から40%の手数料の支払いが必要です。
これは、ファクタリング業者の回収できない可能性の違いに由来しています。
3社間ファクタリングでは、売掛先から入金されるので、回収できないリスクはほぼありません。
一方で、2社間の場合売掛先から利用者に売掛金が一度渡る工程があります。
このタイミングで使い込まれたり持ち逃げされるリスクがあるため、手数料が高く設定されています。
依頼者と事業者間で行う2社間ファクタリングの利用は、売掛先に知られることがありません。
また、契約にあたって売掛先が関わらない分、現金化までのスピード感の非常に高いところも2社間ファクタリングならではのメリットです。
ただ、その分ファクタリング業者からすると回収リスクが高いため、手数料が高く設定されています。
予算と相談した慎重な利用を心がけましょう。
Written by 森島 朋子
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